仕事内容
施工管理には「管工事施工管理技士」という国家資格が必要となります。
管工事施工管理技士とはつまり配管工事のスペシャリストのこと。無資格でも管工事自体は可能ですが、安全を管理する業務はこの資格が必要となります。
管工事施工管理技士の２級を取得すると、一般建設業の主任技術者や専任技術者に就くことができます。
また１級となれば、一般建設業の主任技術者および監理技術者、特定建設業の専任技術者という重要な役割に就けます。
管工事施工管理技士の資格を持っている方や、実務年数を積んだ方だけが「専任技術者」となることができるのです。
１級を取得した監理技術者は大規模な、主任技術者は中小規模の現場にそれぞれ配置され活躍が期待されます。
昇進や昇給などに有利な管工事施工管理技士は、需要が高いのでさまざまな現場で求められます。
さらに資格所有者は浄化槽設備士の受講資格があり、受講後資格取得が可能になります。
給水装置工事主任技術者は試験科目2科目が免除となりますので、資格取得に有利となっております。
そして1級を取得後、実務経験を2年以上積めば設計や工事管理の知識者として認められる「建築設備士」の受験資格を得ることができます。
この資格があると建築士にアドバイスをすることが可能となります。